川根茶農家さんの試行錯誤(鈴木茶苑 神すずゞしめ)

鈴木茶苑さんの商品はコンセプトもさりながら、商品名も購買意欲をそそられる。こちらの甘えの由来は地元の伝統の踊りから来ているらしい。要は「神を鎮める」である。


茶葉はざらっと大きめ。意欲作の佇まい。



徳山郷煎茶 神すゞしめ 2021 40g | 鈴木茶苑 (thebase.in)



テイスティングはかしわもち、ひよこ豆、銀杏。ほっこりした甘味と、舌の上で滑るように加速する渋みや苦みが特徴的だ。古くから畑に生えている在来種の葉っぱをすぐに蒸さずに萎凋させた、という事で、さぞや複雑な味かと思いきや、意外とすっきり飲めるから驚いた。


香りがやや独特なので、このお茶は少し好みが分かれるかもしれないが、私は嫌いではない。まだ少し残っているので、今度は水出しにしてみます。美味く出ると良いな。

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