あ。うん、美味い。爽やかでほろ苦い。永遠に飲める。
多分、これが凜々しい山のお茶の味なんだ。
東京に住んでいて知らなかったのが悔やまれる事の一つが、天竜茶の存在である。急流で知られる天竜川の上流は、清涼な水質・山霧のある気候があいまって、伝統的に銘茶の産地であるそうだ。お茶のブログを始めようかと腰を上げて、一番最初に『美味しいな』と思ったのが天竜茶だった。ほんのり甘くて、後味さっぱり。先日より続けざまに飲んでいた朝宮茶よりすっきりしていて、こちらはこちらでこたえられない。
中でも…という程は飲んでいないけれど、美味しいと思う茶農家さんをご紹介したい。
株式会社 すずしょう 商品一覧 (office-web.jp)
懇意の茶屋から何回か品種茶を購入し、すずしょうの茶師・鈴木さんが手掛ける煎茶がどれもこれも唸るほど美味しいのは分かっていた。今回満を持してサイトから直接購入したのは、この200g1,000円の庶民にも優しい価格の緑茶がどんな味か、どうしても試してみたかったからだ。好奇心に従って大正解でした。この値段でこの味は本当にありがたいなあ。
もうね。私が毎日飲みたい緑茶って、こういう味かもしれない。惚れる。
素人テイスティングで辛うじてとれた要素は若竹、ピーマン、わかめ。粒ぞろいの苦み、柔らかい甘み、じわりとした渋み。キレは並大抵のビールよりよし。旨味が強い方ではないけれど、その分頭のリフレッシュにぴったり。この価格で飲めてしまって良いのか!?と申し訳なくなるような、いいお茶である。こちら、私の推し茶です。
すずしょうさん、ご馳走様でした。出来れば今後もずっと飲みたいので、サイトでの購入しやすさを向上させて、クリックポスト、せめてレターパックの導入を検討頂けると助かります。送料込みだと、折角の良心的な庶民価格がプチプラになってしまうのが歯がゆいので、是非。
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