この夏おすすめの水出し茶、どころではない。今までのお茶も全て美味しかったが、こちらは購入してすぐリピートを決めてしまった。今回のお茶はそれ位、大好きなお茶になっている。だからこのレビューは余り参考にならないかも知れない。愛が濃いめなので。
大体蒸発するように無くなるので、余り良い写真がない。
この記事でご紹介するのは、毎度おなじみ青鶴茶舗さんで販売されている、少し変わったほうじ茶だ。
通常のほうじ茶より焙煎が少し抑えられている分、一番茶で作られた茶葉の味がしっかり香る。普通に淹れてももちろん美味しいけれど、特に水出しが最高!緑茶に近い色の茶葉と、上品な煤竹みたいな色のくきの二部構成で、舌の上に小気味の良い波状攻撃を仕掛けてくるのだ。難しい軽めの焙煎仕上げを手掛けた茶商さんは、控えめに言って神です。青鶴茶舗さんでも根強いファンの多い通年商品だとの事。納得しかない。
一番下の茶葉が本記事でご紹介している焙じ茶。
焙煎が軽めなのは一目瞭然。
テイスティングの結果は、えだまめ、ひるがお、ローズマリー、バジル。
軽やかで繊細で、美しい世界観を持つお茶である。ほうじ茶というよりはちょっといい緑茶くらいの価格だけれど、まず間違いなく美味しい。もっと高くても多分買う。
このブログは影響力がないので備忘録がてら書いてしまうけれど、私が有名ブロガーだったらまず記事にはしないだろう。何しろ、美味しすぎる。売切れたら困る。
和でも洋でも、どんな料理にも合うので、特に料理好きの友人への贈り物によさそうだ。美味しいものは大抵個性を主張してくるけれど、このお茶は美味しいけれど名脇役として悠然と寄り添ってくれる。
もっと書きたい事はあるけれど、暑苦しいので取り敢えず筆を置く。とにかく、間違いなく美味しいです。茶農家さん、茶商さん、販売店さん、届けてくれてありがとう!!
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