艶やかで柔らかい。緑茶の茶葉が細かく独特で、飲み口は独特なのに、後味は引かずするりとなくなる。八女茶で育った私にとって、意外性の塊みたいな緑茶だった。だから、今の淹れ方で正解なのか、やや自信がない。
茶葉は少し細かめ、なのかな。♯塩鶴るり子さん
素人テイスティングで香りが取れたのは、セロリ、活けて3日目のスズラン、揚げたての豚天若しくはとんかつの脂身。春の清々しい日に、少し歴史のある天麩羅屋の前を通った時のような香りだ。
さて、お茶屋さんの解説が、なるほど、と得心のいくものだったので、商品ページを兼ねてご紹介。
https://www.thes-du-japon.com/index.php?main_page=product_info&cPath=1_130_24&products_id=1263
リンク先では天竜茶と春野茶は全く別物である事が強調されていたけれど、それは飲んでも少し感じるところがある。天竜茶で爽やかに感じた渋みと青みが、春野茶はかなり柔和な気がする。気分転換には天竜茶の方がシャキッとするけど、仕事しながら飲むなら、意識を持っていかれない春野茶の方がいいのかも。
ブログを書き始めると、プロでもないのにこんな烏滸がましい記録を残していいのか?と無意味な自問自答に陥る事がある。でも、そんな狼藉もこのお茶なら許してくれそうな風情。
何だかお茶のゆるやかさに釣られてつらつらと書いてしまった。ご馳走様でした。
初夏の頃に撮った写真。この黒い実はなんだろう。
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